我が家のセラピー犬(?)、チャムが4歳になりました。
共に暮らして5年目、すっかり大人になったチャムは、仕草としっぽと目ぢからで、人間ばりに表情豊かに話しかけてきます。
人生最大級のサプライズ
人生100年とすると、その半分くらいまで生きてきましたが、昨今、思いがけないことはホントに起きるんだなぁと実感します。
年を重ねるごとに、色々衰えたり、劣化していくのは仕方がないとして、時の流れが作用すること以外の「まさか・・・」というやつです。
運命的な出会いとか、反対に突然の別れがあったり、病気や事故が降りかかってくるとか、絶対ないと確信していたことが、でもやっぱり幾度かは起きるのが人生なのでしょうかね。
きっかけは2018年、心身のバランスを崩して、廃人と化した私の心に、「犬はいいよー」という友人のつぶやきが響きました。
私にとって(家族も含め)、犬と暮らすなんて全く予定になかったことで、まさかの決断だったと今でも思ったりします。
何気ないひと言がポッと心を照らしてくれること、誰しもあると思うのですが、その時がまさにそうでした。
それまでは、かわいいね(以上)でしかなかったのが、なぜだか「犬だ、犬しかない」と思ってしまって、何かに導かれるように、あれよあれよと現実のものになりました。
生後2ヶ月でやってきた小さなチャムは、心細そうに玄関で固まって、つぶらな瞳で見つめてきました。
頼りな・・・大丈夫?!
案の定、早々にしつけに失敗し、よく吠える子になってしまいました。申し訳ない・・・
トレーナーさんによると、元々群れで生きる犬たちはリーダーに従う習性があるのだけど、リーダーが頼りないと、自分がしっかりして守ってあげなきゃと、吠えたり威嚇したりしてしまうんだとか。
わんこ初心者飼い主のビビりが、伝わってしまったのかもしれません。
そして、チャムも相当なビビリんぼだそうで、似た者同士の私たちです。
何を言いたいのかは、だんだんとわかってきたけど、ダメなことを教えるのが本当に難しくて・・・ でも、今年は何とかドッグランデビューしたいと思っています。
ちなみに、もう一つ、ここ数年のまさかは、韓ドラにはまったこと。
冬ソナ世代だけど当時は全然興味がなくて、むしろ引いてたくせに。何気なくみた1本の映画からの、一点突破・全面展開で、まさかのドはまりです。韓ドラさいこー。
チャムの日常
朝の支度が始まるのをちょっとうるさそうに、チャムは人間様の布団で二度寝。朝は少し苦手です。
散歩では先手で吠えるか、強そうな子を嗅ぎつけると瞬時に向きを変えて逃げるかで、いぬ友ができるのはいつの日か・・・ けど、もともと足が短くて地面に近いのに、ほふく前進なみに低姿勢で逃げるところはなんとも愛おしい。
フルーツが大好きで少々太り気味だけど、嫌いなものはきっちり残す、ご機嫌斜めだとおやつにも手を付けず、意外と食べ物ではつれない頑固な男です。
お風呂が大好き。チャム用バスタブでお湯につかると寝てしまいます。
ペット保険について少々
ペット保険は、1年ごとに契約を更新する掛け捨ての損害保険です。
保障内容は、通院も対象になるタイプや、手術だけをカバーするものなど様々あり、ペットの年齢に応じて保険料が上がっていきます。
ペットには、人間のような公的保険制度がないので、ちょっとした治療でも高額になりがちです。
加入を悩んでいる方には、考え方は人間の保険と同様、「起きてしまった時の負担が非常に大きいケース」についてのみ、必要であれば限定的にかけることで良いと思います。
ペット保険は、免責金額が設定されていて、治療費のうち、免責金額を超えた部分の5割とか7割のみ保障されるものが多いです。(全額補償タイプもありますが、保険料が高くなります)
免責金額:ここまでは自腹で支払う、という基準額
あれもこれも必要と考えてしまうと、保険料がかさんで本当に必要な高額費用を用意しづらくなりますので、少額の補償は必要ないと割り切りましょう。
ちなみに、チャムは・・・
実はペット保険に入っています。
- 小さい頃、食べたらいけないものをよく食べる子で(ファスナーの取っ手部分とか)何度か病院にお世話になった実績がある。体が小さいので、腸に引っかかったりすると開腹手術が必要だそうで、念のため。
- 興奮すると噛んでしまう可能性あり(万が一、他人様をケガさせたりした場合の賠償責任保険)
なくても良いかなとも思っていますが、万が一のケースによっては大きな保障が必要かもしれない、こんな理由につき、もうしばらく加入しておく予定です。
縁あって出会い、生涯を共にすることになったこの子には、幸せな人(犬)生だわん♪と思ってもらえるような時を刻んでいきたいと思っています。