お金のこと諸々

節約の天敵は意外なところに|先送りやマンネリも解消できるコツ

卒業、入学、異動や転勤の季節になりました。

あなたの生活にも変化が訪れそうでしょうか?

大きなイベントはなくても、暖かく、桜が咲く陽気になると、何か新しいことを始めたくなるかもしれませんね。

思い立ったら吉日で、エイ!とはじめの一歩を踏み出すと、きっと良いことがあるはずです。

スマホ料金、見直していますか?

進級・進学シーズン、新しいスマホを契約する学生さんたちで、春休みの週末は携帯ショップが大混雑します。

最近は、大手キャリア、従来の格安事業者に加えて、さらに新しいサービス・料金プランで参入する新規の事業者が増えています。

以前と比べて、料金体系はだいぶシンプルでわかりやすくなりましたが、事業者が増えた分、比較する会社が少し多くなりますね。

昨今、新事業者の台頭で競争が進んだおかげで、使い勝手は変わらず、でも料金はどんどん安くなっています。

ずーっと前から大手キャリアの料金プランをまったく変更していない場合、料金が割高になっている可能性大です。

キャリアにこだわらずに、もっと良い料金プランがないかどうか、まずは探してみましょう。

比較的安めのプランでも、契約1年目は大きく割引きされて、2年目から料金が上がる(通常料金になる)ことがあります。

1年も経つと、当初の契約内容なんて覚えていないことも多いでしょう。自動更新で、割引なしの料金プランに移行している場合は、あらためて見直しが必要ですね。

通信費は、生活に欠かせないコストで、負担する期間も長くなりますので、気をつけておきたい固定費の筆頭です。

今は解約のペナルティ(違約金)もなくなりました。うまく見直しできれば、確実に節約効果がありますので、「今のプランで大丈夫かな?」「いつの間にか料金が高くなっていないか」ぜひチェックしてみてください。

なぜ変えられない?先送りしてしまう心理

やればいいってことはわかっている。わかっているけど、できないのよ。

そんな声が聞こえてきそうですが、それもそのはずで、むしろ行動しない方が人という生き物の自然な姿なのだそうです。

その原因は、今の環境を変えれば、もっといいことがあるかもしれないし、得することがわかっている時でさえ、「変化すること」に不安を感じて現状維持を続けてしまう、という心の動きにあります。

手続きが面倒だから、というのは、自分を納得させるための後付けの理由で、実は本能的な心理に左右されているようです。

周りにはたくさんお店があるのに、いつも同じところで決まったものを頼んでしまう、というのも同じような心理ですね。

人はスマートで合理的なようでいて、実はけっこうビビりで、不合理な選択も多い、可愛らしい生き物のようです。

たとえば「他の安いものに替える」「いらなそうだから解約する」という選択にも、勝手にこうした本能のブレーキがかかってしまうのだから、何かを変えるには勇気勢いが必要なんですね。

めんどうなことを実行するには

とは言え、面倒なものはめんどう。やりたくないことの優先順位はそう簡単には上がりません。

あー、気になる。モヤモヤする。

こんな気持ちと並走しながら、何かのきっかけで、それが心のコップからあふれた時にしか行動できないのかもしれません。

予定を立てることがひどく苦手で、隙があれば先送りしまくる私は、そんな葛藤の連続です。

ただ、旅行やプライベートな予定はさておき、仕事ではその癖をなんとか回避しなければなりません。

かわり映えしないのが残念ですが、私はこれで乗り切っています。

① やらなければいけないことを紙に書く

To doノートにその日やらなければいけないことを書き出します。

頭の中のリストはいつの間にか消えてしまうので、紙に書くことがポイントです。

買い物に行くとか、ちょっとした用事も、とにかく書き出して、やり終えたら赤線で消す。(これが快感)

続けていると、書かないことが気持ち悪いという習慣になります。

そのうちに、ノートに書いたことは「やらなきゃいけないこと」として優先順位が上がるので、面倒だけど実行したいと思うことは、書き出すと達成できることが多くなりました。

② やる日時を決めて予約まで一気に

相手と日程調整しなければいけないことは、やらなきゃなぁと思った瞬間に「日時を決める」とノートに書いておきます。

そう思うまでに時間がかかることもありますが(認識していないふり)、書いてしまえばわりとスムーズに実行できます。

頭の方のメモリ劣化が著しいのもあって、メモ書きはますます手放せません。

紙やペンいらずの便利なアプリもたくさん出ていますので、お好みでやりやすい方を選ぶと良いですね。

古典的ですが、習慣の効果はテキメンです。

やらなきゃと気になってることは、せざるを得ないように小さなアクションを起こす。

そうすると、しぶしぶでも実行することができて、結果ハッピーにつながります。

春は変化のチャンス。 外は明るく清々しいし、気分新たに、小さな変化を作り出してみると良いかもですね!