お金のこと諸々

病院に行く時間で料金が変わる?夜間や休日の割増料金の話

夜間休日の割増料金|時間外受診

平日の夜や土日でも診療している医療機関は便利で心強いですが、診療時間外に受診すると、通常の診療費用のほかに「割増料金」がプラスされることをご存じでしょうか。

病気やケガは急にくるので時には時間外受診も避けられませんが、急を要さないコンビニ受診は割高になります。

公的保険が適用されるため、割増分の自己負担額はそれほど大きくないものの、後日あらためて受診が必要になったりと、さらに時間とお金がかかることにもなりかねません。

※ 健康保険適用で、実際の支払額は自己負担割合によります。(通常は上記金額の3割)

夜間・休日に診療しているところ(19床以下のクリニックや医院)の場合、診療時間内であっても割増料金が加算されることがあります。

同じように、保険薬局にも加算があり、遅くまで営業している薬局で夜間や休日に薬をもらうと割高になります。

夜間休日の割増料金|時間外受診|診療所 薬局
※ 健康保険適用で、実際の支払額は自己負担割合によります。(通常は上記金額の3割)

時間外は、医療機関もスタッフを減らして縮小運転をしているため、限られた検査や治療しかできません。

なので、平日の診療時間内にあらためて受診が必要なケースも多く、そうなると余計に時間とお金がかかってしまいます。

お勤めしていると、平日昼間は忙しくて病院に行けないというのは実際ありますよね。

一方で、軽度の症状で大病院の時間外(救急外来)が混みあうのを防ぐという意図で、割増料金が設けられている背景があります。

それを考えると「緊急の時以外は、日中の診療時間内に受診する」ことは、料金以上に一定意味があるかなと思います。

診療時間内に受診する方が結果的にお得でスマート。なので、病院は昼間に行くのがいいですね、できるだけ。